電気はこまめに消しましょう!と言いますが、
エアコンに関してはつけっぱなしの方がいいという話しはご存知でしょうか?
そうです!最近のエアコンはつけっぱなしの方がいいのです!
ですが・・・
人それぞれ生活のパターンやリズムがあるわけです。
お金の話しを厳密に考えるのであれば、やはり損益分岐点もあるわけです。
世の中の98%くらいの人は雑誌やTV、調査結果の資料をもとにして話している
この問題を本気で計算したらどうなるのでしょうか!?
本当につけっぱなしでいいのでしょうか!?
さて、これを本気で考えるためには前提条件がものすごく大変です。
エアコンはメーカーや機種によって性能も違いますし、
最近のエアコンと昔のエアコンでもまったく違います。
地域が違えば外気温も違うということで相当困ったことになるわけです。
ということで今回は、
価格.comで2014/02/12時点で満足度ランキングNo1のエアコン
東芝のルームエアコン、大清快VOiCE RAS-221EDRで検証してみました!
さて、もろもろの前提条件をクリアするために頭を悩ませたわけですが、
大清快VOiCE RAS-221EDR 仕様書を眺めていると素晴らしいものを発見しました!
その名も期間消費電力量!
これは、一般社団法人 日本冷凍空調工業会 様が出している規格で、一言で言うと
冷房期間・暖房期間を決めて発生外気温ごとの消費電力を年間で合算したもの
ということです。
通常、エアコンの電気代計算の基となる数字です。
つまりは世の中の大部分の人がこの数字によって計算された電気代を見ているわけです。
今回はそこに、さらに概算ですが計算を加えていき、
より本気で計算してみようということになります。
まず、エアコンの出力を考えます。
最大出力、最低出力、と巡航運転時の出力、
これに部屋から失われていく温度と外気温による変化が入ってくるわけです。
これを全部、○○ジュールとして物理学的に計算するのは、
現実的ではなさそうなので、時間当たりの出力を予測して計算することにします。
(得意な方や研究テーマになりそうだと思う方、是非ご協力ください!)
今回は時期的に暖房の計算を考えていきます。
エアコンのつけ始めは部屋の中の温度を調整するため、
フルパワー(100%)運転とします。
30分ごとに運転出力をあくまでも予測値で調整していき、
期間消費電力量に近くなるように調整して行くことで計算します。
そして、対決条件です。
これは、一般的にエアコンを使いやすい時間帯 VS もちろん24時間運転!
という対決にしてみたいと思います。ということで、
朝 6:00 ~ 8:00(2時間) と 夕方~寝るまで17:00~0:00(7時間)
1日 9時間 VS 24時間
さて、長くなってしまったので、
実際の計算は次回にしようと思います。
○まとめ
・エアコンは『つけたり消したり』と『つけっぱなし』電気代を計算すると?
・メーカー:東芝
・機種:大清快VOiCE RAS-221EDR
・最大出力:1500W
・最低出力:45W
・期間消費電力量:483kW
・24時間 VS 朝と夕方~寝るまで
・電気料金:東京電力 電気料金 第3段階(29.10円/kWh)
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